YouTube収益が10万円台から5万円前後へ。焦って方向性を変えすぎた話

YouTube収益が10万円台から5万円前後へ下がり、焦って方向性を変えすぎた経験 収益化・仕事につなげる
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前の記事では、公開24時間で88回だった動画を、再生回数だけで「失敗した」と判断してしまった経験を書きました。

今回は、別の数字に振り回された話です。それは、YouTubeの収益でした。

収益が最も多かった月には、10万円台まで伸びました。40歳、未経験から始めたYouTubeです。自分が作った動画からこれだけの収益が生まれたことは、素直に嬉しかったです。

「このまま続ければ、もっと伸びるかもしれない」

しかし、その状態はずっと続きませんでした。収益は少しずつ下がり、やがて5万円前後になりました。

何が原因なのか分からなくなった自分は、焦ってチャンネルの方向性をあれこれ変え始めました。今振り返ると、収益が下がったことそのものよりも、数字に不安を感じて、一度に変えすぎたことの方が大きな問題だったと思います。

収益が10万円台まで伸び、期待も大きくなりました

収益化したあと、チャンネルは少しずつ成長していきました。ある動画が多くの方に見てもらえるようになり、そこからほかの動画にも再生が広がっていきました。

未経験から始めた自分でも、YouTubeから収益を得ることができた。そのことが嬉しく、同時に期待も大きくなっていきました。

  • もっと動画を増やせば、さらに伸びるのではないか。
  • 新しい企画を取り入れれば、もっと多くの方に見てもらえるのではないか。

当時は、今うまくいっている部分を大切にすることよりも、次の成長を探す気持ちが強くなっていました。

5万円前後まで下がり、不安になりました

その後、収益は少しずつ下がり、5万円前後になりました。

収益が下がった理由を、一つだけに決めることはできません。投稿本数、動画の再生状況、季節、視聴者さんの動きなど、さまざまな要素が関係していた可能性があります。

当時の自分には、何が一番大きな原因なのか分かりませんでした。分からないからこそ、不安になりました。

数字が伸びているときは、今のやり方が合っているように感じます。反対に数字が下がり始めると、それまでやってきたことまで間違っていたように感じることがあります。当時の自分は、まさにその状態でした。

YouTube収益が10万円台から5万円前後へ下がった流れを示す3段階図解
※実際の収益推移をもとに、金額と期間を一部丸めて簡略化した図です。

焦って、方向性をあれこれ変えてしまいました

収益が下がる中で、頭に浮かんだのは、「今のままではダメなのではないか」という考えでした。

  • もっと違う動画を作った方がいいのではないか。
  • 見せ方を変えた方がいいのではないか。
  • 新しい企画を増やした方がいいのではないか。

改善すること自体が悪かったわけではありません。問題だったのは、何を確認するために変えるのかを整理しないまま、いろいろな部分を同時に変えてしまったことです。

企画、見せ方、動画の方向。一つ変更した結果を確認する前に、また別の部分を変えていました。

すると、何が良かったのか、何が良くなかったのか、自分でも分からなくなっていきます。改善しているつもりが、少しずつチャンネルの軸まで見失っていました。

収益低下への焦りから方向性を変えすぎて原因が分からなくなる悪循環の図解
※収益が下がった当時の自分の動きを、分かりやすく整理した図です。

本当は、変える前に残すものを見るべきでした

当時の自分は、「何を変えるか」ばかり考えていました。しかし本当は、その前に、「これまで何が支持されていたのか」を確認する必要がありました。

  • どの動画が繰り返し見られていたのか。
  • どの動画から登録につながっていたのか。
  • どのようなコメントが届いていたのか。
  • 視聴者さんが、チャンネルのどこを楽しんでくれていたのか。

数字が下がったからといって、それまで積み上げてきたものが、すべて間違いだったとは限りません。一部だけを改善すればよかった可能性も、投稿の組み合わせを少し見直すだけでよかった可能性もあります。

変える部分を探す前に、残すべき部分を考える。今なら、こちらを先に行います。

今なら、一度にたくさんは変えません

もし今、同じように収益が下がったとしても、すぐにすべてを変えることはしません。

  1. 一定の期間で数字を確認する。
  2. 伸びている動画と下がっている動画を分ける。
  3. 再生回数以外の反応も確認する。
  4. 残すものと変えるものを分ける。

再生回数だけではなく、繰り返し見られている動画、登録につながっている動画、コメントや反応が集まっている場所も確認します。何かを試す場合も、一度に多くは変えません。一つずつ変えた方が、その結果を振り返りやすいからです。

もちろん、それですぐに数字が戻るとは限りません。YouTubeには、自分ではコントロールできないこともあります。

それでも、焦ってすべてを変えるより、自分で確認できる部分を一つずつ見直す方が、方向性を見失いにくいと思います。

収益も、一つの数字にすぎませんでした

前の記事では、再生回数だけで動画を判断してしまった経験を書きました。今回は、収益だけでチャンネル全体を判断してしまいました。

収益は大切です。特に生活に関わる金額であれば、下がったときに不安になるのは当然です。ただ、収益が下がったからといって、チャンネルで起きていることが、すべて悪いとは限りません。

  • 今も繰り返し見られている動画があるかもしれません。
  • コメントが増えているかもしれません。
  • 新しい視聴者さんとのつながりが生まれているかもしれません。

一つの数字だけで、チャンネル全体の良し悪しを決めない。そして、数字が下がったときほど、焦ってすべてを変えない。

収益が10万円台から5万円前後まで下がった経験を通して、そのことに気づきました。

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