YouTubeを続ける中で、視聴者さんから届いた一つのコメントが、その後のチャンネルを動かすきっかけになりました。
当時の自分は、その言葉の背景にある需要まで考えられていたわけではありません。ただ、「作ってほしいと言ってもらえたなら、作ってみよう」と思い、素直に要望に応えました。
すると、その動画も多くの方に見てもらえるようになりました。けれど当時は、なぜ伸びたのかまでは分かっていませんでした。
言われたから作った。公開したら、さらに再生された。その理由を言葉にできるようになったのは、ずっと後になってからです。
最初は、ひとつのコメントから始まりました
前の記事で書いたように、過去に投稿した動画が少しずつ見られるようになった頃のことです。
その動画を見てくださった方から、「もっと長く楽しめるものも作ってほしい」という内容のコメントをいただきました。
今なら、なぜ長い動画が必要なのか、どのような場面で使いたいのか、同じように感じている方はほかにもいるのかまで考えると思います。
しかし当時の自分には、そこまで考える知識も経験もありませんでした。需要を分析したわけでも、数字から予測したわけでもありません。
ただ、実際に動画を見てくださった方の言葉だったので、「それなら作ってみよう」と素直に動きました。

分からないままでも、まず作ってみました
その頃の自分には、長い動画が本当に求められているのか分かりませんでした。見てもらえるのか、途中で飽きられないのか、長くする意味があるのか。分からないことばかりでした。
それでも、視聴者さんの要望に応えてみることにしました。
需要があると確信していたわけでも、成功する見込みを立てていたわけでもありません。作ってほしいと言ってもらえたから、作った。当時は、それだけでした。
公開すると、その動画も見られるようになりました
その動画を公開すると、結果として多くの方に見てもらえるようになりました。
最初の動画だけではなく、要望に応えて作った新しい動画も再生されるようになり、チャンネル全体の動きも変わっていきました。
もちろん、チャンネルが伸びた理由を一本の動画だけに絞ることはできません。それまで投稿してきた動画もあり、繰り返し見てくださった方もいて、少しずつ積み上がってきた流れもありました。
それでも、視聴者さんの一言をきっかけに作った動画が、その後の成長につながったことは、自分にとって大きな出来事でした。

けれど当時は、なぜ伸びたのか分かっていませんでした
動画が伸びたことは、もちろん嬉しかったです。ただ、当時の自分には、「なぜこの動画が見られたのか」までは分かっていませんでした。
- 元の動画が伸びていたからなのか。
- 長い動画そのものが求められていたのか。
- 何かをしながら長く楽しめる形が必要だったのか。
結果は見えていましたが、その理由は見えていなかったのです。言われたから作った。公開したら伸びた。当時、自分が理解できていたのは、そこまででした。
今なら、求められた理由を少し言葉にできます
経験を重ねた今なら、当時その動画が求められた理由を、以前より具体的に考えられます。
- 短い動画を一度見て終わるのではなく、もっと長く同じ雰囲気を楽しみたい方がいたこと。
- 何かをしながら流しておける形が求められていたこと。
- 途中で何度も別の動画を選び直さずに楽しみたい使い方があったこと。
元の動画を気に入ったからこそ、「もっと長く楽しみたい」という言葉につながった可能性もあります。
もちろん、視聴者さん一人ひとりの理由を、すべて知ることはできません。それでも今は、コメントやその後の反応を見ながら、「なぜこの要望が出たのか」を以前より考えられるようになりました。
大切だったのは、完璧に分かる前に動いたことでした
今の自分なら、コメントを見てすぐに作るだけではなく、同じような声がほかにもあるか、自分が無理なく続けられるか、どのような形なら見やすいかも考えます。
けれど当時は、そこまでできませんでした。それでも、素直にやってみたことが次の結果につながりました。
もちろん、視聴者さんに言われたものを何でも作ればよい、という話ではありません。すべての要望に、大きな需要があるとは限りません。
ただ、自分にはまだ見えていない需要が、視聴者さんの言葉の中に隠れていることはあります。分からないから何もしないのではなく、無理のない範囲で試してみる。その一歩が、思いがけない転機になることもあるのだと知りました。
視聴者さんの声は、答えではなく入口になる
コメントに書かれた要望は、いつもそのまま正解を教えてくれるわけではありません。その一言だけで、多くの人の需要を判断することもできません。
それでも、自分がまだ気づいていない可能性への入口になることがあります。
- なぜ、その言葉が届いたのか。
- 元の動画の何を気に入ってもらえたのか。
- どのような場面で使いたいと思われたのか。
- ほかにも同じように感じている方がいる可能性はあるか。
当時の自分には、そこまで考えられませんでした。今は、視聴者さんの声を受け取ったときに、「この言葉の後ろには、どんな理由があるのだろう」と考えるようになりました。
要望をそのまま受け取るだけでなく、その背景を考える。その視点が、今の動画づくりにつながっています。
理由は、あとから分かることもあります
この経験を通して感じたのは、最初からすべてを理解していなくても動ける、ということです。
まず応えてみた。結果が出た。そのあとで、理由を少しずつ考えられるようになった。順番としては、こちらでした。
視聴者さんの一言がなければ、その動画を作るのはもっと遅かったかもしれません。もしかすると、作らなかった可能性もあります。
自分では見えていなかった次の道を、視聴者さんが教えてくれたのだと思っています。

このブログではこれからも、YouTube運営で実際に起きたことを、成功した結果だけではなく、当時分からなかったことや、あとから気づいたことも含めて正直に残していきます。


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